バリ島の伝統舞踊ケチャダンスの見所とは

更新日:2020年04月24日 12:26

バリ島

カルチャー
ケチャダンス

神への奉納や魔除けなどの宗教儀式を起源に持つバリ舞踊は、時代とともに洗練とアレンジが加えられ、娯楽性の高いコミカルな内容を取り入れた鑑賞用の芸能舞踊が普及し、現在に至るまで数多くの観光客を楽しませています。ケチャダンスは、1930年代にドイツ人画家ヴァルター・シュピースの提案により、魔物払いの儀式に奉納舞踊サンヒャンと「ラーマヤナ物語」を取り入れ舞踊劇として創作され、現代においてバリ島の数ある舞踊の中でも人気が高い舞踊のひとつです。松明を囲む数十人の男達によって奏でられるリズミカルな声楽に合わせ、煌びやかな衣装に身を包んだ登場人物達が物語を華麗なダンスで表現していく、1時間ほどの見応えある内容となっています。鑑賞に行く前に、ケチャダンスのあらすじや見所を知ってダンスをより楽しみましょう!
 

ケチャダンス(Kecak Dance)

会場全体が男たちの熱気に包まれる

ケチャダンス:ダンサー

<あらすじ>
ラーマ王子とシータ妃、そしてラクサマナ(ラーマ王子の弟)は森で金の鹿と出会う。シータ妃に黄金の鹿を捕まえて欲しいと懇願されたラーマ王子は、ラクサマナに妻の安全を託して森へ向かった。ある日、ラーマ王子の叫び声を聞いたシータ妃は、ラクサマナに援護に行くよう頼む。ラクサマナは、一人残るシータ妃を守るまじないをかけ、シータ妃の周囲に火の輪を作り森へと向かった。しかし、この一連の出来事はすべて魔王ラワナの魔法によって作られた罠。シータ妃を我がものするため、ラーマ王子とラクサマナから引き離してさらうための邪悪な企みだったのだ。火の輪に守られるシータ妃だったが、僧侶に化けたラワナの巧みな罠によりまんまと捕らえられてしまう。ここから、神鳥のガルーダや猿の神ハノマンなど様々なキャラクターが登場し、シータ妃を取り戻す為の激闘が繰り広げられていきます。シータ妃は無事に愛する夫、ラーマ王子の元に帰れるのか!?



<みどころ> 
見所の一つはやはり、ダンスの柱ともいえる大勢の男たちの声楽。楽器を一切使用せず、リズミカルな「チャッチャッ」という力強い声で物語が展開され、シーンに合わせて一糸乱れずしなやかに体を動かす姿も見ものです。物語の終盤に大役的存在ハノマン(猿の将軍/白猿)が炎に包まれるシーンも迫力があり見所のひとつ。途中いつの間にか観客席に紛れ込み、とってもチャーミングな姿も見せてくれます。ホテルやレストランで鑑賞することも可能ですが、寺院などで行われる野外公演がオススメです。ウルワツ寺院では、自然が作り出す美しい景色とウルワツ寺院を背景にケチャダンスを観ることができ、人の手だけでは決して作れない感動的で幻想的な演出を施してくれます。



 

ケチャダンス公演場所

■ 基本情報

アピ・マガジン編集部
T : 0361-730003
Q: https://api-magazine.com/contact/
担当:前田
 

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