
インドネシアの祝祭日(祝日・休日)について
インドネシアの祝日は、元旦、メーデー、パンチャシラの日(憲法記念日)、独立記念日の4つが全国民共通の祝祭日で毎年日にちは変わりませんが、これら以外の祝日が毎年日付が変わります。
これはインドネシアが多民族国家のため国全体の90%を占めるイスラム教徒のほか、キリスト教徒、仏教徒、ヒンドゥー教徒の各宗教関連の祝日が多く、またそれぞれの宗教で異なった暦を使用しているため、毎年日付が変わるのです。
そのためインドネシア政府が毎年11月ごろに国民の祝日と政令指定休日(政府が連休を作るために指定する休日)に関する文書を発表し、それを元に翌年のインドネシアの祝祭日(祝日・休日)カレンダーが作成されています。
あなたがご旅行されるエリアの宗教が何か?旅行に行かれる時期がどのようなインドネシアの祝祭日にあたるのかを少し気にしてみましょう。時期やエリアによっては、お店やレストラン、銀行などが閉まる場合もありますし、断食明けの大祭(イドゥルフィトリ)は民族大移動で交通渋滞も予想されます。
またバリ島の場合、ニュピ(バリヒンズー教の新年)は「静寂の日」とも呼ばれ、外国人や観光客を含むバリ島全体が外出禁止となり、空港も閉鎖され交通機関全てがストップし、ホテルから外出もできませんが、人工的な音も光もない満天の星空や、ニュピ前日の宗教行事「オゴオゴ」を楽しむこともできます。
ぜひ、インドネシアおよびバリ島旅行の計画にこのカレンダーをお役立てください。
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