「バティック(Batik)」 インドネシアの誇るべき無形文化遺産

更新日:2020年11月26日 15:58

バリ島

カルチャー
バリ島バティック

バリ島に来たら一度は目にする「バティック」。日本では「ジャワ更紗」として知られるインドネシアの染織工芸、及びろうけつ染めです。2009年10月2日にユネスコによって世界無形文化遺産に特定されて以降、毎年10月2日は「バティックの日」と定められています。バティックは本来、王宮や一部の貴族のみに着用が許されていましたが、それがやがて民間に広まり一般家庭でも制作されるようになります。その後、産業化が強まるにつれ染織技術も発達し、大量のバティック製品が世に出回るようになりました。今日では、公式の場や式典、職場などのフォーマルな場に問わず、インフォーマルな場でもバティックを着用している人々を多く見ることができます。インドネシアの伝統文化が、現在でも自分たちの生活にしっかり根付き世界に証明されているのはインドネシア人にとって、とても誇らしいことであるに違いないでしょう。

色鮮やかなインドネシアの染織工芸

世界無形文化遺産「バティック」

バリ島バティック


伝統的なバティック技法として、色をつけたくない箇所を溶かした蝋で覆う防染という技法を使用します。溶かした蝋は「チャンティン」と呼ばれる道具にいれられ、下書きを施した布に蝋置きします。布を染料に浸し染色を行った後、布を煮詰め蝋を布から落とします。代表的な天然染料として藍(インディゴ)やタカオコヒルギ(ソガ)などがありますが、最近では技術の進歩により科学染料も多く使用され、より鮮やかで種類豊富な色彩を生むことが可能になりました。バティックの産業化とともに型押しのバティック(バティック・チャップ)や印刷(プリント)のバティックも登場しています。

日本の手ぬぐいと同じように、バティックの模様にも様々な意味があるのも興味深いです。


パラン(Parang)
バティックのモチーフの中でも最も印象強い模様のひとつ。斜めに連続したS字の線は、王宮の兵たちの腰に差していた聖剣クリスを模っている。


バティック・シドムクティとシドムリョ(Batik Sido Mukti and Sido Mulyo)
結婚式で新郎新婦が着用する「幸せな未来への希望」を象徴するモチーフ。


チュイリ(Cuwiri)
チュイリとは小さいという意味。妊婦が身に付けたり、赤ちゃんを抱くときに使用される。赤ちゃんに調和をもたらすとされ儀式にも使用される。


バティックを使用した雑貨や現代風のおしゃれな服もたくさん売られているので、バリ島好きは是非ひとつは持っておきたい伝統工芸品です!

 
■ 基本情報
アピ・マガジン編集部

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